コロナで自粛している自分が考えていること。
僕は2020年2月から自粛の準備をはじめ、
3月からは、ずーっと自粛しているのですが、
最近では「自粛不要」という考えが出てきました。
それにより、
出歩いてる人も増えています。
頭ごなしに怒っても、
たぶん何も伝わらないので、
自粛してる僕が勉強したことをまとめておきます。
致死率が低いから死ぬ人が増える
まず、根本的に考えが違うのは、
「致死率」の捉え方です。
「致死率が低い→多くの人に感染する」
という事で、
感染者が増えれば増えるほど、
「死ぬ人も増える」のです。
よく、
「致死率低いんだから出かけても殆ど死なない!」
という論理を見ますが、
コレは全体を見ていない考え方です。
逆に、致死率が高い伝染病の場合、
感染した人がすぐに死ぬので、
死者数も少ないという話です。
要するに、
致死率が低いから安心ではなく、
致死率が低いから、多くの人に感染して、
感染する人数が多いから、
死ぬ人数も多いという話です。
自粛しない人が経済をダメにしている
「経済を回せ!」という話をよく耳にしますが、
この考え方も根本的にズレていて、
自粛しないで、経済を回そうとするから、
ダラダラ続いて、経済が疲弊しています。
極端な話になりますが、
中国のようにロックダウンすれば、
数ヶ月で経済を、かなりの所まで戻すことができるはずです。
しかし、
「1〜2ヶ月経済を止める」
というと、
そんな事すると店が潰れる!
と言って営業する人が現れます。
それにより、コロナをダラダラ蔓延させて、
結局、手持ち資金を持っていたはずの企業も
倒産の危機になっていると考えています。
金を持ってる高齢者が移動できない事実
若者は感染してもリスクが低い!
と言われていますが、
今の若者は貧乏です。
年金で安定的にお金が入ってくる高齢者や、
今まで頑張ってお金を貯めた高齢者は、
「死にやすい」ポジションにいます。
要するに、経済を復活させるためには、
「高齢者に積極的に動いてもらう」
必要があるはずなのですが、
今回のコロナは高齢者は感染したら、
「死ぬ確率が高い」のが現状です。
コロナにビビって出歩かないんですよね。
(それが当然だと思います。)
若者が無症状でコロナを蔓延させればさせるほど、
高齢者が外に出ないので、
高齢者はお金を使わなくなります。
超高齢社会の現代に置いて、
若者の支払う年金が、
高齢者に行くわけですが、
その高齢者が手にした年金が、
高齢者のタンス預金になるんですよね。
GoToで旅行に行けなくなった
GoToトラベルキャンペーンがあり、
それによって僕の場合は旅行に行くことが困難になりました。
理由は簡単で、
東京で爆発的に増えていた感染者が、
日本の各地で広がってしまったため、
コロナが少なかった田舎の地元の観光地すら、
旅行に行くのが恐ろしい状況になりました。
お土産なんて配れない状況
観光地でお金を使ってくれ!
という事が政府の狙いのようですが、
これだけ世間が反対してる中、
旅行に行くのが悪という状況になりました。
それにより、
お土産を渡す事もほぼ不可能と言っていいと思います。
要するに、もし、旅行に行く人がいたとしても、
ホテルの経営者にお金が行くだけで、
全体的な経済は回らないはずだと考えています。
おわり
日本中にコロナが蔓延してしまった今。
もう、コロナを収束させることは不可能だと思います。
超高齢社会において、
高齢者の人数の割合が圧倒的に多い世の中で、
「若者は感染しても大丈夫」
という理由で、
高齢者が動けない状況を作ったワケですから。
高齢者のお金は循環しません。
そして、海外の人の目から見れば、
日本は感染者の多い国になるわけなので、
インバウンド需要も期待できないでしょう。
愚策、後手、頓服、悪化
という悪夢の毎日を連発する今、
日本を「短期間で復活」させる事は不可能になり、
「ワクチン」か「治療薬」を待つ道しか残されていません。
ワクチンは2021年に完成しないと言われています。
もし、上手いこと研究が進んで、
2021年にワクチンや治療薬が完成したとしても、
薬には「副作用」があります。
なので全国民が薬を打つわけではありません。
副作用が許容範囲内かどうかが分かるのに、
1年以上かかる事でしょう。
なので、最短で見積もって
2021年:ワクチンか治療薬の完成
2022年:副作用の確認
2023年:経済が戻り始める・・・
という感じだと思っています。
おそらく、
ブログを書いてる2020年8月の状況より、
失業者数も増えるでしょう。
それが、2023年まで続くので、
治安も悪くなり、犯罪も増えると思います。
その間、中国とアメリカの経済がバク上がりしていると思います。
(アメリカ国内で格差が広がると思いますが。)
緊急事態宣言の緊張感を保てば、
こんな事にならなかったのに・・・
もう、取り返しがつかない状況になったと感じています。