自粛警察や県外ナンバー狩りをする心理。

ブログ新型コロナウイルス

GoToキャンペーンで色んな人が各地に旅行に出かけてるようで、

マジで勘弁してほしいと思ってます。

僕は「自粛警察」とか、
「県外ナンバー狩り」をすることはありません。

しかし、
「自粛警察の気持ちは分からなくもない。」
というのが率直な気持ちです。

もちろん僕は県外ナンバーの車を傷つけません。
ですが、
「心のなかではブチギレ」しています。

県外ナンバーに怒っている人は、
何故キレてるのか書いておきます。

殺されると思うから

新型コロナウイルスは、
年齢や体質によって、
「殺されるウイルス」です。

僕は「身体障碍者」なので、
新型コロナウイルスで殺されそうだと、
毎日感じています。

なので、県外の人や、
特に東京や大阪など、
感染者が多い地域から来る人に対しては、

「僕の首にナイフを突きつけている」

と感じています。

なので、
身体障碍者や高齢者にとって、
観光している旅行客は、

「笑顔でナイフを振り回してる人」とか、
「笑顔でマシンガンぶっ放してる人」に見えます。

障害を持ってないと分からないかもしれませんが、
ホントにそう見えます。

理由はリスクが高い人にとって、
「コロナウイルスに感染したら死ぬ」からです。

なので、GoToキャンペーンを使ってる人は、
「俺は死ななきゃ良い!死ぬやつは死ね!!ヒャッハー!!!!」

って感じに見えます。

考えてみてください。
目の前にナイフを振り回す若者が出てきたら、
目の前で機関銃を笑顔でぶっ放す人間が山のように、
車から出てきたら。

恐怖ですよ!

ホントに、恐怖なんですよ。
コロナという名のナイフを首に突きつけられたら、
まぁ、怒り狂う人も出てくるわけです。

なので「GoToキャンペーンで出かけてる人間」を、
僕は「殺人旅行」って呼んでます。

笑顔で人を殺しに来る人たちです。

また、こうやって書くと、
「観光地の人は経済的に厳しいと思います〜!その人達の事も考えてあげてください〜」
とか論点をすり替える反論が来ますが、
後から説明するので、最後まで読んでください。

医療崩壊の恐怖

僕のように持病がある人は、
病院に行く回数が多く、

専門のお医者様がいて、
主治医がいる場合が多いと思います。

田舎でコロナのクラスターが発生して、
医療崩壊した時、
自分は誰に診療してもらえば良いのか?
わからなくなるのです。

医者が2週間隔離された場合、
もちろん医者は心配ですし、
看護師や医療関係者すべて心配なのですが、

それ以上に、自分の命の危険が迫ります。

そんな恐ろしさがGoToキャンペーンにはあります。

お医者さんを守りたい!
というのが道徳的かもしれませんが、

体が不自由な立場の僕の考え方だと、
「医者がいなくなったら自分も死ぬ!」
という考えなんですね。

だから
「自粛警察とかしてね〜で、黙ってテメーが自粛してろ!」
ってのは、本質が分かって無くて、

自粛警察にならないと、
「医療崩壊して自分が死ぬかも・・・」
という恐怖心があるはずなんですね。

遊んでる人は、
そのあたりも考えてほしいと思います。

観光地を救いたい?殺してます

GoToキャンペーンは「一時的には儲かる」と思いますが、

1ヶ月、2ヶ月のスパンで見ると、
「観光地を殺す」と思っています。

理由は「旅行に行くのが若者」だからです。

日本は説明するまでもなく超高齢社会です。
(超高齢社会の良し悪しは今回、置いといて、)

お金を使う人口が多いのは「高齢者」なんですよね。

要するに、高齢者が旅行に出かけないと、
観光地は遊びに来る人数的にも潤わないんですよね。

「そのために2万円の補助があるんじゃないか!」

という反論が聞こえてきそうですが、
要するに2万円の補助が終わったら、終了というキャンペーンです。

長期的な経済政策としては愚策以外の何物でもないと思っています。

観光地でクラスターが発生した場合、
その地域の経済はすべてストップします。

今回、水害にあった地域は
GoToキャンペーンの恩恵を受けることが出来ていないのと同様、
今の観光地でもクラスターが発生すれば、
「あ、ここクラスター発生したから行かないでおこう!」
って話になって、
コロナが出たらその地域は死ぬという、
ギャンブと言うか、
ロシアンルーレットみたいなことをやってるわけです。

感染者が出てくるのは2週間後と言われてますから、
約1ヶ月くらいすると、各地で感染者が続出するでしょう。

そうすると、その観光地に行かなくなり、
他の観光地に人が集まります。

そうやって、
コロナがいない地域をどんどんコロナで埋めていきます。

たぶん、財源が無くなる前に、
コロナが発生してない観光地がなくなります。

「若い人は死なないから大丈夫!」
と思うかもしれませんが、
どんどん色んな観光地で後遺症が出る人が続出しながら、
観光を楽しんでいる人がいる。

コレがマトモな経済政策とは言えないと思います。

どうすればいいいのか?

じゃあどうすればいいんだ!

というコトですが、

対策としては2つだと思ってます。

観光地へ行くのは「マイクロツーリズム」にすること。

そして感染対策は「検査数を増やす」こと。

この2点です。

検査数を増やしたから、
コロナの人も増えました!

みたいな報道が当たり前のように流れていて
かなりビビるのですが、

コロナの人がホントに少なければ、
検査数を増やしても、コロナの人は少ないままのはずです。

コロナの人間が1人だった場合、
10人検査しても1人ですし、
1000人検査しても1人です。
10000人検査しても1人ですよね?

それが検査数増やすほど増えるってことは、
調べてる数が明らかに足りてないって事です。

これらを徹底的に行えば、
高齢者や障害を持った人も出歩きやすくなります。

出歩きやすいということは、
自粛警察も減りますし、
県外ナンバーを狩る意味もなくなります。

そして経済が再開するはずです。

まずは検査数の引き上げから。
東京はニューヨークくらい検査をして、
新たな感染者を減らして欲しいと思っています。

おわり

自粛警察などが登場するのは、

コロナの恐怖感が分かってない人間が、

ウイルスを撒き散らすことを、
「経済活動」を盾にして走り回ってることです。

よく、「命を盾にして」という話をする人がいますが、
逆もまた同じことが言えるわけで、
経済活動を優先してる人は、
体に障害がある人や不自由な人を殺そうとしています。

「それは仕方がないことだ」

というのを「確率論で合理的に唱える」人がいますが、
確率論の中の数%の人も人なので、
まぁ、コロナというナイフ付きつけられて
「俺ら遊びたいから死ねよお前」って言われたら。
うわーって暴れだす人が出てくるのも不思議じゃない。
ってか、そういう人が出てきて当然だよね?
という話でした。

その解決策が検査の数を今の十倍以上に増やして、
高齢者などに安心感を与えることだと思っています。

ですが、検査数は未だにそれほど増えてません。

だから、それが問題だと思うのです。