新型コロナで勝ち組に入る基本的な考え方。
新型コロナウイルスが猛威をふるい、
経済に大打撃を与えました。
世の中では、
「命か!経済か!」
と、何を血迷ったのか、
命と経済を天秤にかけ、
アクセルとブレーキを交互に踏むと話しています。
僕は、コレは、最悪な考え方だと思っていて、
負け組の発想だと思っています。
僕は「勝ち組、負け組」という考えがホントは嫌いなのですが、
この表現のほうが伝わりやすいと思うので、
あえてチョイスしました。
で、それを踏まえた上で、
勝ち組の基本的な考え方を書いておきます。
命があるから経済がある
そもそも、命と経済を天秤にかけること自体が間違っています。
命があるから、経済があります。
味覚があるから、美味しい料理を作ることができます。
足があるから、旅行にも行きやすいのです。
(障害を持ってる方が不快に思ったら申し訳ないです。僕も障害持ちなんで許して)
こんな、基本的な事が、
いい年こいた大人が分かっていません。
命がなければ、経済は無いのです。
命か、経済か!という人は、
命を落としかけたことが無い人の考えです。
ホントに死にそうになった事があれば、
明日死ぬかもしれないと思ったことがあれば、
命が最優先だと思うはずです。
勝ち組は命を優先している
では、新型コロナの「経済的な勝ち組」はどうなのか、
これは、コロナ対策をして、
「お客様」と「従業員」や「社員」に
不安を与えていない、
あるいは、不安を最小限に抑えている会社です。
経済を優先することなく、
「命を優先する」考え方の会社が、
生き残っていきます。
飲食店においても、
テイクアウトをやっている企業は、
業績がコロナ前以上の所もあります。
旅行業に関しても、
星野リゾートは早くから「マイクロツーリズム」という考えを打ち出し、
「近場旅行」をコンセプトに、
コロナの感染拡大をおさえつつ運営していて、
コロナ前の数字にはならないものの、
公表されている資料を見ると前向きな結果が出ていると感じています。
なので、
全てがオワコンってわけではないと感じています。
「人の命」と向き合っている企業は、
その業界において勝ち組に入っていっています。
過去にぶら下がると振り落とされる
おそらく、コロナがなければ、
10年から20年かかる時代の変化が、
ここに来て一気に加速して、
ギュギュギュ〜っと凝縮されています。
1年前の常識を話している人は、
命の天秤に振り落とされているのが、
今のコロナの現状だと感じています。
人の命を大事にする企業、
だれを大事にするのかというと、
客も社員も、
全員の命を少しでも危機から回避させよう!
という努力をする所が、
今後、多くの人から愛され、
勝ち残るはずです。
コロナに誠実に向き合う姿勢
勝ち組を見分ける方法は、
「コロナ対策に誠実かどうか」
だという事です。
コロナが嘘かもしれません。
(僕はコロナはホントに怖いですが)
でも、100歩譲って、
コロナが嘘だったとしても、
人の命を守ろうとしない会社って怖いじゃないですか。
コロナに誠実に向き合って、
感染対策の努力や、
労働者の命を守る考え方を持ってる会社が、
今後、飛躍して勝ち進むはずです。
それはもう、
コロナをバカにしてる人を全て踏みつけて這い上がるので、
飛躍して成長するはずです。
おわり
アフターコロナでは、
勝ち組、負け組の所得格差がえげつないことになり、
格差がますます拡大すると思っていますが・・・
その格差の問題は、
また別の記事で書きたいと思います。