新型コロナ騒動で起きる闇市っぽい状況。
新型コロナウイルスで、経済に対する対策が不十分と言わざるをえない日本ですが、
今の状況を書いておかないと忘れると思ったので、
覚書として書いておくことにしました。
マスクの転売ヤーと禁止と下落
新型コロナウイルスの感染拡大で、
マスク、アルコールなどの消毒薬
などが一気に売れて、
お店から姿を消しました。
さらに、中国からも輸入されてこないという事態になり、
ますますマスク不足が加速しました。
そして入手困難になった頃に、
「転売ヤー」とよばれる、
転売目的でマスクを買った人たちが、
メルカリなどで高額出品をするようになりました。
マスクは本来の10枚以上の価格で取引されるようになりました。
そのため、
花粉症など、元々マスクが必要な人に届かない問題や、
医療現場までマスク不足という事態になってきました。
そこで「マスクの転売規制」が国から出てきました。
これにより、
ネットなどで安易にマスクの転売ができなくなりました。
さらに、国は「アベノマスク」という、
布製で何度も使えるマスクの配布を急遽決めて、
配布するということで、国民の安心感を得ようと心がけました。
その後、中国からもマスクが輸入されるようになってきて、
日本でもマスクが増えてきました。
そして2020年5月13日くらいから、
高騰していたマスクが、
だんだん値下げ競争に入ってきました。
マスクの値段が下がってきたタイミングで
「アベノマスク」はようやく東京の配布を終えるのか終えないのかという感じで、
東京以外の地域では、
アベノマスクが届かないまま、
マスクの値下げが始まりました。
とは言え、コロナ前の何倍もの値段がします。
ですが、今後値段が下がっていく感じがします。
なんとなく、闇市っぽい雰囲気で、
ネットで個人が売るのも令和版の闇市っぽいですし、
マスクが市場にあふれるのも令和版の闇市っぽいです。
飲食店が開始
国は「自粛要請」ということで、
飲食店などにさほど支援をすること無く、
自主的に休むように要請しました。
その中にパチンコ店などもあり、
パチンコ店の営業をしないよう呼びかけていました。
ですが、なかなかヤンチャなパチンコ店は、
国の言うことを聞かずに、営業を続けていました。
「保証がないので休んだら生活できない」
という理由です。
僕はパチンコは好きではないので、
パチンコ店は閉めたほうがいいという思いが強いですが、
休んだら生活できないのは事実だと思うので、
否定することは出来ません。
そんなこんなで、
「自粛要請」という名目でありながら、
自粛しない企業を吊し上げて、
令和版の「魔女狩り」がありました。
自粛のはずなのに、
半強制的に身銭を削って休む人たちが増えました。
何故身銭を削っているのかと言うと、
家賃や人件費などの固定費があるからです。
そんなこんなで、
国は「自主的に動いた」といって、
保証も無く、多くの国民が強制的に引きこもる事になりました。
そんな中、
「もう自粛しなくていいんじゃね?」
という人が一定数出てきました。
自粛とか言って店閉めて、
貯金切り崩してるけど、
もうコレ以上は死ぬ!
と言い始めたのです。
言ってることは間違ってないと思います。
そして飲食店があちらこちらで再開しはじめました。
新型コロナは終息していませんが、
経済的に限界だから、
「コロナとか知らん!」
という感じで店が開きはじめました。
気の緩み
そんな状況をメディアは
「気の緩み」と公表しています。
実際、気が緩んでると僕も感じました。
店が開いてるので、
さほど考えない人は、
呑気に空いてる店に行きます。
でも、堂々と開店してると、
「自粛警察」という自粛しない人に私刑を与える正義感の強い人が来て怒るので、
こっそり営業するようになってきた感じのようです。
これもまた現代版の闇市っぽいですね。
つづく
とりあえず今日(2020/05/12)はここまで。
まだまだ未来がどう動くのか分かりませんが、
「自粛」という最悪な手段によって、
闇市のような状態になり、
コロナがさらに感染拡大することが見えてきた気がします。