新型コロナで考えが分裂するポジショントーク

ブログ新型コロナウイルス

新型コロナで浮き彫りになったと感じるのが、
経済的な格差で、
その時の考え方、発言が、
各々の立場から生まれた、
「ポジショントーク」になり、
それぞれの正義と、
それぞれの道徳と、
それぞれの価値観で、

いろんな分裂と、
守るべき基準と、
攻めるべき考えと、
逃げるべき考え方に、
違いが生まれていると、
最近、強く感じるようになりました。

今、思ってることを忘れないうちにメモしておきます。

経済的格差

日本は貧富の差が激しい国だと、
改めて感じたのが今回のコロナウイルスです。

コレにより、

「安定収入」の考え方と
「低所得者」の考え方と、
「高所得者」の考え方が、

スパッと別れている気がします。

そして、経営者と労働者の考えの差も、
出てきたように感じました。

安定収入は命を優先する

安定収入がある人の場合、

お金より命を優先する考え方になると思います。

「高所得者」は自分の財産を切り崩すなりの対策ですが、
「安定収入」の場合は「年金」などが含まれるため、
高齢な方に多く、
特に今回の新型コロナが重症化しやすいのは高齢者ということもあり、

「安定収入」×「命」という観点から、
経済活動の自粛を強調していると感じています。

しかし、そうも言ってられないのが、
若者だと思います。

低所得者は経済的な死が怖い

「年功序列」が続いてる日本において、
若者は低所得な場合が多いと思います。
(そうじゃない人もいますが。)
若くて仕事が無くなり、
収入がなくなった場合、

新型コロナの命の恐怖よりも先に、
経済的な死のほうが逼迫してきます。

そうなると、
もう、経済活動の再開を優先して欲しいと願うはずです。

そうして、なし崩し的に、
世の中の生活が、
何故か普通通りに戻ってきました。

緊急事態宣言が解除された理由もよく分かりませんが、
なんとなく、
解除されて日常が戻ることに、
喜んでいる人が多いと感じています。

新型コロナの恐怖は終わってないのに、
目先の経済的な死を回避できそうだ!
という感覚になったからだと思います。

高所得者は投資に回す

高所得者というか、
経済的に対策していた、
「経済的に余裕がある人」は、
自分の資産を投資にまわしているようで、
実際に証券口座の開設が増えているようです。

いまから開設は、
コロナのバブルに間に合うのか、
間に合わないのか分かりませんが、

今回のコロナで、
「資産を増やす」人は多いと思います。

自分の場合は高所得とは言えませんが、
投資しているお金が増えています。

僕は元本が少ないので、
大金持ちにはなれてませんが、
まぁ、お金を持ってる人や、
投資経験が豊富な人にとったら、
こんなチャンスは滅多いないという状況だと思います。

命とお金の天秤

今回の新型コロナで、
命とお金を天秤にかけた話が山のように出てきて、

僕の個人的な感情としては、
ものすごくメンタル的に疲れました。

この記事を書いてる今(2020/06/02)も、
新型コロナの真っ只中なので、
色々考えさせられ、嫌になります。

それぞれの人が、
自分の置かれた状況から、
自分の正義や考え方を発言すると、
他の人のポジションからみると真逆だったりします。

経済を優先すべきなのか、
命を優先すべきなのか、

自分の置かれている状況を認識した上で、
相手の状況を想定して話さないと、
喧嘩になってしまいます。

どちらが破綻しても、
双方にマイナスが生まれます。

ワクチンや薬ができるまでは、

命と経済の両立を微妙なバランスで、
続けていくのが今後の課題だと思いますが・・・

今の日本にできるのか不安です。