10万円一律給付の意味を知りたいなら、ベーシックインカムを学ぶべき。
新型コロナで全国民を対象に、
「一律10万円」という話が出てきました。
これによって、
県職員の10万円を使おとしてみたり、
困ってない人はもらうべきじゃないとか、
あれはいい。コレはダメ。
とブツブツ言いはじめましたね。
ベーシックインカムを知らない!?
なんで、こんなにみんな混乱してるのか不思議だったんですが、
どうやら
「ベーシックインカムの考え方を知らない」
という事が根本にあるんだろうと思いました。
「ベーシックインカム!?なんやそれ!」
という感じで知らない人や、説明できない人は、
「ベーシックインカム」について学ぶべきです。
もらえる「10万円」は、
「ベーシックインカム」の考え方に限りなく近いと思うからです。
ベーシックインカムとは
Wikipediaには「最低限所得保障」と書いてあります。
ベーシックインカムとは、
超ざっくり言うと、
「毎月お金を国から与える」というような考え方で、
生活保護に近いんですけど、
生活保護ではなくて、
金持ちも貧乏人も全員もらえるって考え方なんですよね。
賛否ありますが、
僕はこの考え方に対して賛成派で、
今後、機械が進化していく中で、
人間が動くことで儲ける「労働ビジネスは崩壊する」と思ってるからです。
身近な所で言うと、
スーパーのレジやコンビニのレジも、
セルフレジに置き換わったように、
人がいなくても機械が仕事を出来るようになってるんですよね。
コレが、もっと拡大したら、
大量の失業者が増えると思うので、
ベーシックインカムを導入して、
生活の安定させることが重要だと思ってるからです。
何が言いたいのかと言うと、
「大量の失業者が出た時にどうするのか」
という考えに対して、
ベーシックインカムが意味あるものだと思っているんです。
「財源はどうするんだ!どっから金が湧くんだ!」
という疑問の考えも分かりますが、
今回は概念を知ることに重きを置くので割愛します。
まぁ、国が毎月お金くれたら、
頑張りたい人は頑張ればいいし、
死にそうで心折れた人は休めばいい。
みんな安心して生活できるよね。
と思うのが僕の考え方です。
今回はコロナの影響で、
多くの人が「失業」してお金が無くなるんですね。
こうなった時にこそ、
力を発揮する考え方がベーシックインカムだと思うのです。
もらったお金の使い方
お金をもらうわけですから、
使い方はもらった人が決めればいいんです。
決して他の人に言われて決めるなんてことはしてはいけないと思います。
家賃に当ててもいいし、
食費に当ててもいいし、
生活に余裕がある人なら寄付しても良いと思います。
ここでのポイントは「もらった本人の意思で決める」という事です。
そうすることによって、
「守りたいところを守ることができる」ので、
結果、必要とされるビジネスが生き残ります。
例えば、近所の行きつけの飲食店が弁当を始めたなら、
その10万円で毎日買えば、
その店の売上につながって応援に繋がりますし、
毎日好きな店のご飯を食べることができれば、
お互い幸せですよね!
(もちろん外出は控えて密は避けた状態です)
高級な牛肉を取り寄せて食べれば、
和牛券なんて配らなくても守ることができます。
美味しい牛肉を食べながら守れるならいいですよね!
そして家賃などで困っているなら、
家のお金に当てれば、生活の足しになる人もいるはずです。
普段から寄付をしている人は、
そこに追加で寄付するのも素晴らしいと思います。
10万円を、自分がほしいものに使うだけで、
相手を応援できるわけです。
医療従事者の方を助けたい!!
という思いがあればそこに寄付してもいいと思いますが、
詐欺だけは注意して欲しいと思います。
そんな感じで、自分が決めて、自分で使う。
それが重要なはずです。
トップが決めて、金を没収するなんて考え方は、
根本的に理解できてない腐った考え方だと思うので、
立場が上の人が、
立場の下の人のお金を使うことは、
あってはならない事なのです。
てか、トップが使い方を決めるのはブラックでパワハラです。
給付の導入が遅れた理由と考え方
Wikipediaの下の方を見ていくと、
2017年の政党の意識調査で、
自由民主党は「ベーシックインカム導入に反対」と書いてあるように、
今の政権ではあんまりお金をばらまきたくないはずなんですよね。
そんな状況下でも、
10万円を一律給付すると決めたのは、
素晴らしいと思います。
が、ちょっと遅すぎじゃないか・・・
と思うわけです。
おわり
今回の10万円一律給付で、
理解できない謎行動に出る人が多いのは、
日本人が全体的にマネーリテラシーが低いからじゃないかな〜
と思います。
お金の知識を上げて、
10万円を
「自分の考えで使い切ること」は、
「経済回してカッコイイこと」なんだぜ!
と説明できるような人が増えて欲しいです。